2005-01-01から1年間の記事一覧

バ・イ・ク

更新が滞ってしまった。年末だから何かと忙しかったりするのだけど、別にそれが理由で更新しなかったわけではないような気がする。いろいろと書き留めておきたいことはあるけど、中でも今年最後の大目玉はバイクを買ったことだ。これを書かずして年は越せま…

丹下左膳餘話 百萬兩の壺

丹下左膳餘話 百萬兩の壺 [DVD]出版社/メーカー: 日活発売日: 2005/01/01メディア: DVD購入: 3人 クリック: 20回この商品を含むブログ (40件) を見る見終わったとき、落語にハマった時のことを思い出した。なぜ落語にぐっとくるのかロジックで考えることを放…

本漁り

うちの奥さんが漫画ほしいというので、ブックオフに見に行った。1分で目的の漫画がないとわかると、自分のための本漁りに。勢い、9冊も買ってしまった・・・。 ●俳句 『俳句歳時記 夏の部』角川書店編 『俳句歳時記 冬の部』角川書店編 『俳句の上達法』鷹…

田中泯 独舞 恋愛舞踏派公演「透体脱落」

前日にこの公演があることを知ったため、当日券で入場した。席も二階席しかなく、覗きこむようにして見た。場所は世田谷パブリックシアター。舞台まで遠い。 はじまってすぐ、少年を演じているらしい、棒を持ち学生服のような格好をした田中泯が会場奥から入…

 7人の侍

七人の侍 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2002/10/25メディア: DVD購入: 2人 クリック: 81回この商品を含むブログ (179件) を見るずいぶん久しぶりに見た。前に見たのは黒澤監督が亡くなった年の回顧上映だから、もう7年前になる。ある程度まとめてみた…

 景清

米朝、枝雀、小三治の景清を聞く。もともと景清は上方落語の祖、米沢彦八の原話に基づくもの。ちなみにこの米沢彦八というのは、物まねや軽口を得意としていたようで、現代の芸人に近かったのではなかろうか。 さて、三人とも噺の内容はほとんど同じで、まく…

 センチメンタル・アドベンチャー

センチメンタル・アドベンチャー [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2003/10/03メディア: DVD購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (11件) を見るイーストウッドが贈る珠玉のロードムービー。流れ者の田舎歌手レッド(イースト…

 ルーキー

ルーキー [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2003/10/03メディア: DVD クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見るタイトルの通り、新米が主人公の映画です。老刑事イーストウッドの相棒が殉職し、代わりになるのがチャーリー・シ…

中国行きのスロウボート

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1997/04/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 43回この商品を含むブログ (182件) を見る昨日といい今日といい、月の光が強すぎる。いつも控えめなメガネっ子が、ある…

スーパーサイズミー

スーパーサイズ・ミー [DVD]出版社/メーカー: TCエンタテインメント発売日: 2005/07/08メディア: DVD購入: 1人 クリック: 63回この商品を含むブログ (419件) を見る一ヶ月マックだけで生活したらどうなるかを実験したドキュメンタリ。基本的にはマイケル・ム…

 深酔い

久しぶりに深酔いした。夕方に東京駅での撮影が終わって近場で呑みはじめ、場所を六本木に移して2次会3次会と気づいたら朝の3時まで呑んでいた。キャバクラは相変わらずつまらないところだったけど、ゲイバーは久しぶりだったこともあって楽しくてはしゃ…

パーフェクトワールド

パーフェクト ワールド [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2005/11/18メディア: DVDこの商品を含むブログ (10件) を見るとても省略が多い映画だ。最後のローラ・ダーンの言葉「あなたは最善を尽くしたのよね?」というのは一体何だった…

一億人の俳句入門

一億人の俳句入門作者: 長谷川櫂出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/10/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 47回この商品を含むブログ (11件) を見るはじめて句会をした。今まで俳句なんて詠んだこともなかったし、深く読んだこともな…

北斎展

http://www.hokusaiten.jp/北斎はすごい人気だった。3氏は「招待券の客が多すぎる」とブツブツ言っていたが、券売機にも人が溢れていたのでそうとばかりも言えないのだろう。やはり富嶽三十六景はみんな知ってるし、実は東博に所蔵されていたりするのだけど…

川端龍子展

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2005/1029/200510.html江戸東京博物館に今日からはじまった川端龍子展を見に行った。川端龍子というのは明治生まれの日本画家だ。もともと白馬会に所属する洋画家志望の青年だったが、アメリカに留学したのを…

リオ・ブラボー

リオ・ブラボー [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2005/09/30メディア: DVDこの商品を含むブログ (5件) を見るハワード・ホークス(HH)は西部劇を6本撮っている。代表的なのは『赤い河』だが、この『リオ・ブラボー』もジョン・ウェ…

幸せになるためのイタリア語講座

幸せになるためのイタリア語講座 デラックス版 [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2004/09/03メディア: DVD クリック: 11回この商品を含むブログ (72件) を見る以前、妻と一緒に見た映画。妻はしばらくイタリア語を習っていたので…

セーラー服と機関銃

セーラー服と機関銃 [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2000/12/22メディア: DVD購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (41件) を見る田中陽造に憧れた時期があった。彼の書くシナリオが僕は大好きで、なんとか真似ようとしてた頃がある。…

 女囚さそり 701号怨み節

女囚さそり 701号怨み節 [DVD]出版社/メーカー: 東映ビデオ発売日: 2004/01/21メディア: DVD クリック: 2回この商品を含むブログ (19件) を見る日本映画の女優で誰が一番好きかと聞かれたら、真っ先に思い浮かぶのは梶芽衣子だ。特に女囚さそりシリーズの印…

きょうのできごと

きょうのできごと スペシャル・エディション [DVD]出版社/メーカー: レントラックジャパン発売日: 2004/08/25メディア: DVD クリック: 47回この商品を含むブログ (320件) を見るずいぶん前に柴崎友香による原作を読んでいた。きっかけは、保坂和志が彼女を「…

ヒズ・ガール・フライデー

ヒズ・ガール・フライデー [DVD]アーティスト: ケーリー・グラント出版社/メーカー: ビデオメーカー発売日: 2005/04/23メディア: DVD購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る『フロントページ』を『ヒズ・ガール・フライデー』に脚色しよ…

父、帰る

父、帰る [DVD]出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/04/08メディア: DVD購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (113件) を見る監督の名前は、アンドレイ・ズビャギンツェフという。ロシア映画だ。近年でこれほどロシア映画に注目が集ったことはな…

ゴッドファーザー

ちょっと前のこと。ロッキンオン別冊の雑誌SIGHTが「究極の映画100本!!」という特集を打った。映画のランキングなんてどこでもいつでもやっている。けれどこの特集はそれらをもうとにかく集めまくってバラエティにとんでいて、なんか読んでしまった。そこ…

洋食器へ

明治維新によって日本は鎖国を解き、対外施策のために外貨を必要とするようになった。当時、海外に向けて売れるものといえば、茶や絹くらいしかなかった。そこで、日本で古くから作られていた陶器を輸出用に作ろうということになった。だが、そう簡単にはい…

太平山 木もと純米 モンドセレクション金賞受賞 小玉醸造株式会社 秋田県

赤目四十八瀧心中未遂

以前勤めていた会社の上司は、荒戸源次郎事務所の子と付き合っていたらしい。まあそれはさておき、鈴木清順ファンの私としては荒戸源次郎という名は決して忘れられることができない。10代のころ『ツィゴイネルワイゼン』をはじめて観たとき、荒戸源次郎と…

例会

神道宗教学会 10月例会のお知らせ 羽黒山の秋の峰―映像で見る死と再生― 日時: 平成17年10月8日(土曜日) 14時〜 場所: 國學院大學120周年記念2号館1F 2104教室 第一部: 宮家準「解説 修験道における羽黒山秋の峰」 北村皆雄監督「修験 羽黒山 秋の峰」上映 第…

スローフード

今や流行の言葉となったスローフードは、1986年のカルロ・ペトリーニらがイタリアで行った運動に起因している。ペトリーニは、ローマのスペイン広場近くにファーストフードの店が入るのを断固拒否した。彼らの主張は、その土地のものを食べようよという…

ライフイズミラクル

家人が水族館に行きたいというので品川に行ったのだが、そこはもう人でいっぱいで1時間くらい並ばないと入れないとのこと。僕は並ぶのが嫌いなので、早速水族館をあきらめた。でもせっかく品川まで来たのにそのまま帰るんじゃもったいないと家人が言うので…

柳家小三治で笑う

落語が好きだといろんなところで言ってきたけど、実は落語見たの今回が初めて。だからもうほんとに期待して行きましたよ。演者は大好きな小三治で、中でも文七元結がお気に入りなので、それをやってくれないかなぁとか思いながら。 結局、小三治は「百川」を…