2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『風の又三郎』

監督:黒沢清 朗読:小泉今日子 音楽:大友良英 NHKの「朗読・にっぽんの名作」シリーズの一篇。 廃墟で小泉今日子が宮澤賢治の『風の又三郎』を朗読する。ただそれだけ。だが、黒沢清にかかると賢治ワールドがあっという間にホラーに様変わるのに驚かされた…

『涼宮ハルヒの憂鬱』

空港のツタヤで買った。表紙を見て一度は買う気を失ったけど、飛行機が飛び立つ前にはハルヒの虜になっていた。 僕はキョンと同じ高校1年の時、世界の見方をすっかり変える出来事があった。イタクラという同級生が何気なく言った一言が原因だった。彼はこう…

旅行の醍醐味といえば

deja-vuという写真雑誌の特集は『旅の視線』で、古屋誠一やヴェンダース、藤原新也などの旅写真が載っている。それをパラパラとめくってとじ、今福龍太の『遠い挿話』に目を通す。この本のプロローグに「旅行鞄のなかに本を数冊しのばせようとするとき、いつ…

『新潮7月号』にて掲載。 中沢新一が多摩美術大学に芸術人類学研究所を開設するそうだ。

宮沢賢治と日本国憲法 中沢新一×太田光

『すばる7月号』にて掲載。 太田光---動物や自然をあれほど愛した宮沢賢治がなぜ田中智学や石原莞爾などの日蓮主義者たちの思想に傾倒したのか 中沢新一---宮沢賢治は憲法問題を考える際の最大のキーパーソンである。平和とは何か?と問うとき、多くの人は…

熱田神宮詣で

今の会社に入って今日で丸一年経った。祝一周年、禁煙も一周年。めでたいめでたい。 今日は名古屋出張で、打ち合わせの1時間前に着いたので熱田神宮に行ってみた。クライアントがある駅は神宮駅の隣駅で、前から気になっていたのだ。熱田神宮は三種の神器の…