2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

春雷

突然の春雨は雷を呼ぶ。春雷の日は本屋にかぎる。 アート・トップを発見。表紙にパンチがない気がする。。。なんでだろ?中身はいろいろパンチがきいてるんだけどな〜。なんでだろ。 『石の宗教』をぱらっと見て、三好さんは読んだのかしらと思う。そろそろ…

渡良瀬川

ふらっと立ち寄ったらこんな景色が広がっていてびっくりした。目の前に広がる異様。ここは、渡良瀬遊水地。日本最初の公害といわれる足尾鉱毒事件で有名な場所である。渡良瀬川は昔はよく氾濫したらしく、大規模な河川工事が行われた。また、鉱毒を沈殿する…

これは僕の甥っ子の顔。顔というのは不思議なものだ。自分では決して直接見ることができないのに、それが私であると最も顕著に物語る。石垣りんがこんな短い詩を書いている。 みえない、朝と夜がこんなに早く入れ替わるのに。 みえない、父と母が死んでみせ…

そういえば、最近「私って何?」とあまり問わなくなったような気がする。その一つには、私という固有性や独自性というものがないんだと気づいたからということがある。例えばヴェンダースはいう。 君は、どこに住もうと、どんな仕事をし何を話そうと、何を食…

花をよく見てみた。

自分は宇宙の一片だ、と想像してみる 自分の身体は宇宙だ、と想像してみる by葛西薫

まだ春とも言えぬ寒さの中、引越をした。引越で大変なのは、いつも僕の本と彼女の洋服や小物類だ。彼女は実家がないから、幼い頃の自分の写真や卒業アルバムなんかを常に持ち歩かなければならない。その整理をするたびに彼女は僕に悪態をつく。「あなたは本…